パルシステムとわたし
皆さんはパルシステムというものをご存知でしょうか?
パルシステムとは、いわゆる「生協」と呼ばれる「生活協同組合」が行なっている宅配サービスです。
環境保護と食事の安全性に重点を置いていて、値段に変え難い安心を得るための商品が多く販売・宅配されています。
とことん国産にこだわった精肉などの食材や、環境に配慮されたリユース可能なパッケージなどが使われて、1週間に2〜3度玄関先までトラックで届けてくれます。
わたしの家庭でも幼少期は「生活くらぶ」という生協の一種に加入していて、週に2回宅配サービスを利用していました。
確かにそこの肉や果物は何でも美味しかったような記憶があります。何より牛乳は珍しく900mlの大きな瓶に入っていて、記憶では300円ほどしたかと思います。
親元を離れ、家庭を持ってからパルシステムを利用している家庭の多さに驚きました。
いつのまにかお隣さんの家庭でもパルシステムを取り入れていて、外出する際パルシステムのトラックがよく配達に来ているところに遭遇しました。
ですが、私の家庭はパルシステムに入ることは今のところありえないでしょう。
というのはやはり料金的な問題が大きいからです。
現在よく購入しているのは180円ほどの牛乳で、正直言ってこれでもやや高いかなという実感があるからです。
いかにその牛乳が美味しいとはいえ、300円を超えるような牛乳を毎週2〜3本買っていたらそれこそ食費の負担が増えてしまうと思うからです。
また、肉については現在購入しているスーパーの精肉にも国産が多く、これと言って違いはないと考えているからです。
私自身の味覚が未熟で味の違いがわからないといえばそこまでですが、だからと言って食べられないほどのクオリティでもないですし、日本にいる限りはスーパーマーケットで食品を買い続けると思います。
ただ、海外で生活することがあるとするなら話は変わってくるでしょう。
海外では日本では当たり前にある物が手に入りにくく、かつ衛生管理についても日本ほど厳しくないため、どこで危険な病原体に遭遇するかわからないです。
なのでわたしは海外に住むことになった場合のみ、パルシステムを利用したいと思います。